時間と行為について

時間

時間や行為は「私」が生じた後、後付けで意味を付加したもの。

時間とは、あの時から今まで、いつからいつまでと、対象となる期間を切り出し意味付与したもの。

時間の質や長さは一定ですらない。

「今」とは、この瞬間を言うこともあれば、「先ほどまで寝ていたが「今」は起きている」、というように起きてからの数時間も「今」になる。

行為とは、不断に続いている現象の一部を切り取って意味付与したもの。

例えば、腕が左から右に動く働きを、「手を振る」として意味付与する。

同じ働きは1日に何度も生じるが、意識が「手を振る」と意味付与をしなければ、同じ動きでも同じ行為にはならない。

常にうつろい変わりゆく、一連の働きの流れの中から、一部を切り取って意味付与したもの。

意味付与しなければ行為もなく、行為する人もいない。

「行為と行為者」と「自由意志」は存在しないという概念は、直観的に最も受け入れ難い考え方の一つです。

自由意志について 

自由意志がないのであればなぜ自我があると感じるのか?